7年間使用したJ.M.WESTO 310の経年変化

ファッション

あれは7年前。。。
そろそろ本格的な革靴が欲しいと思い、雑誌で紹介されていたチャーチのコンサルを購入しようと百貨店に行きました。
靴といえばセレクトショップなどで気に入ったものを購入する程度だったため、百貨店の紳士靴売り場の敷居の高さにビビりまくっていると、一人の店員さんが声をかけてくれました。
そこで、本格的な革靴は持っておらず、チャーチのコンサルを検討していることを伝えました。
店員さんはチャーチも良いですがお客様の雰囲気にはウエストンも似合うと思いますよとのこと。
ウエストン???
全く聞いたことのないブランドにポカーンとしているのが伝わったのか、ウエストンの歴史やサイズ展開が多いことなど説明してくれました。
お客様はこのモデルなどいかがでしょうかと勧められたのが310。
足のサイズを計測し試着してみると吸い付くようなフィット感に驚き即決しました。その後も店員さんは初心者の私にシューツリーの必要性、普段のお手入れ方法など様々なことを説明し、私は純正のシューツリー、ブラシ、クリームも購入しました。当時はお手入れ用品の金額の高さに驚いた記憶があります。
購入から現在まで7年間、雨の日も特に気にせず使用していました。
今回は7年間の経年変化(エイジング)をご紹介できればと思います。

J.M.WESTONとは

J.M.ウェストン(J.M. Weston 、またはより一般的にWeston )は、アングロサクソン系の名前の響きであるが、1891年にリモージュでブーツメーカーのエドゥアール・ブランチャード(Édouard Blanchard)によって設立されたフランスの高級靴会社。
男性用の手作りの靴で有名。男性向けのモカシンで知られているほか、ハーフサイズに加えて3〜7フィートの幅を選択できるシューズを販売している。
また、ベルトやブリーフケースから荷物に至るまで、革製品のフルラインを生産している。同社の最も有名なモデルは、677チェイス(頑丈な屋外靴)、598デミチェイス(チェイスのドレッシーバージョン)、および180モカシン(古典的なペニーローファー)。J.M.ウェストンの靴は独自のブティック、またはハーベイ・ニコルズなどの高級デパートで販売されている。

J. M. ウエストン – Wikipedia
J.M. WESTON – ジェイエムウエストン

J.M.WESTONのモデルとしてはゴルフ、180(ローファー)、サイドゴアブーツなどが有名ですね。(画像の手前から順にゴルフ、180、サイドゴアブーツです。)

310とは【価格など】

Medallion cap toe oxford shoe_Cuir veau box noir (jmweston.jp)

ジェイエムウエストンのクラシックスタイルの代表作である300オックスフォードシューズを原点に、伝統的なパーフォレーション、フロントとサイドをステッチで繊細に飾りました。グッドイヤーウェルト製法によるフォーマルでエレガントな外観はより豊かな旋律でエレガントを表現します。

Medallion cap toe oxford shoe_Cuir veau box noir (jmweston.jp)

公式サイトによると現在定価は税込み132,000円となっています。
一時期廃番と言われていましたがどうなんでしょう?公式サイトに掲載されている以上販売されているのでしょうか。

7年間使用した310

全体像

こちらが7年間使用した310です。
全体的に深みのあるツヤが出ていると思います。
J.M.WESTONは名門タンナーであるデュプイ社の革を使用していることで有名です。
初めての本格靴だったため最初は分かりませんでしたが、いろいろと他の革靴を所有し比較材料が増えるにつれてこの310の革質の良さを実感しました。
靴紐はコロンブスの平紐に交換しています。
以前、こちらの記事にも書きましたが、コロンブスの平紐は高級感がありオススメです。

木型、サイズ感

木型は11ラストです。
このラストはセミスクエアのショートノーズが特徴です。
小さめのキャップのコロンとした感じが可愛らしいです。
細身のデニムに合わせてカジュアルにも履いています。
内羽根セミブローグはビジネスからカジュアルまで守備範囲が広く1足持っておくと便利です。

サイズは6/Eです。
11ラストは箱の記載からも分かるようにUKサイズとほぼ同じと考えて良いと思います。

細部

土踏まずの部分はかなり絞られておりフィット感は群を抜いています。

サイドからの画像です。
このように光が当たるとツヤが分かると思います。

踵は小さめで土踏まずの絞りと相まって履いていて気持ち良いです。

7年間での修理

最初の数年はレザーソールのまま履いていたのですが削れが気になったので踵修理の際にハーフラバーを貼ってもらいました。
踵も実用性重視で全面ラバーのビブラムにしています。

去年踵の滑り革も交換しています。
やはり7年間も履いているとある程度の補修は必要となってきます。ただし致命的な破損などはなく耐久性は非常に高いと思います。

ケア用品について

シューツリーは純正を使用しています。
やはり純正がフィット感も良いのでオススメです。
最初はキツキツで抜くのも一苦労でしたが現在は革が馴染んだのか丁度良くなりました。

クリームも純正を使用しています。
かなり容量があるため一生のうちに使いきれるか。。。
現在はサフィール製らしいですが、私が購入したものは以前のモデルでファマコ製です。
あまりメジャーではありませんが一応ファマコのクリームは日本でも展開があるようです。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今後も10年、15年とこの靴を履き続けたいと思います。

お読みいただきありがとうございます。

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