この記事ではリーガルのコブラヴァンプ「15DRBC」についてレビューを行っています。
コブラヴァンプはアメトラやアイビーファッションの定番ということでリーガルでも古くから販売されています。
しかし、意外とコブラヴァンプのレビュー記事ないんですよね。。。。
今回、たまたま購入する機会があったのでレビューを行いたいと思います。
- リーガルのコブラヴァンプを検討している方
- 人とは少し違うローファーが欲しい方
結論
- 2万円台でレザーソールとコストパフォーマンスが高い
- リーガルなので全国どこでも入手しやすい
- マッケイ式なので底の返りが良い
- 国産ではない(個人的に気になりません)
- レザーソールの為、雨の日は不向き
- グッドイヤーウェルト製法と比較すると耐久性が劣る
この価格帯で貴重なコブラヴァンプ。
自信をもってお勧めできます。
リーガルとは
株式会社リーガルコーポレーション (英語: Regal Corporation) は、紳士・婦人・その他各種靴の製造・販売・修理を行う日本の企業。
1870年（明治3年）に日本初の製靴会社「伊勢勝造靴場」を設立した実業家・西村勝三（西村茂樹の弟）が中心となり、1902年（明治35年）1月21日、東京府東京市京橋区鎗屋町（現在の東京都中央区銀座）に「日本製靴株式会社」を設立。
1945年（昭和20年）、第二次世界大戦敗戦により同年10月より民需に転換、戦前より続くグッドイヤー・ウェルト製法の紳士靴をメインに生産・販売する。一方で、かつて軍需に携わっていた経験から自衛隊向けの半長靴（戦闘靴）の製造・納入も行っている。
1961年（昭和36年）11月にアメリカのブラウン社との技術提携により「リーガル」ブランドの靴製造を始める。
リーガルコーポレーション – Wikipedia
リーガルコーポレーション(日本製靴株式会社)は1902年創業の老舗中の老舗なんですね！
意外と知られていないですがアメリカのブラウン社との提携で「リーガル」ブランドが日本に上陸しました。
リーガルにアメトラ向きのデザインが多いのも納得ですね！
コブラヴァンプとは
コブラヴァンプはモカシン縫い以外の装飾を持たないスリッポンタイプの革靴を指します。
甲の形状が毒蛇のコブラを連想させることでコブラヴァンプと呼ばれています。
コブラヴァンプはⅠ型スーツなどアメトラファッションと非常に相性が良いのが特徴です。
日本でも1960年代アイビーファッションとともに紹介され流行しました。
シンプルで無骨な印象ですね。
仕様
| 型番 | 15DRBC |
| 甲革 | 牛革 |
| 表底 | 牛革 |
| 踵 | 合成ゴム |
| 製法 | マッケイ式 |
| 修理 | オールソール＆ヒール |
| ウィズ(足囲) | EE |
| 原産国 | タイ |
| サイズ | 23.5～27.0cm |
| カラー | ブラック ダークブラウン ネイビー ブラウン |
| 定価 | 26,400円(税込み) |
手縫いモカのクラフト感と革底にマッケイ式製法による底の返りの良さが特徴です。
靴 通販 | ヴァンプ（革底）(23.5 ブラック): メンズ | 「リーガルオンラインショップ」 REGAL CORPORATION
マッケイ式の革靴は履いたことが無いので履き心地が楽しみです。
甲革は特に記載はありませんが、ガラスレザーっぽい感じです。
開封レビュー
それでは開封レビューを行っていきたいと思います。
ガラスレザーということもありツヤ感がスゴイです。
装飾がない為か、他のローファーと比較して甲が薄い印象を受けました。
横にスリムではなく厚みがスリムです。
横からの画像です。厚みが薄いのが分かると思います。
つま先から甲にかけての曲線が美しいです。
モカシン縫いも丁寧でホツレはありません。
いつも思うのですが靴の内側のシールって必要なんですかね？(笑)
踵はごつめの合成ゴムです。耐久性も高く、コブラヴァンプのアメリカンなデザインに合っていると思います。
マッケイ式の底の返りの良さを最大限発揮するため、 底はレザーソールです。
個人的にラバーソールでもよかったかなと思います。
せっかくガラスレザーなのに雨の日履けないのはもったいない。。。
内側はマッケイ式の為、縫い糸が見えています。
雨の日などはここから水が浸入するみたいです。
プレメンテ
履く前にプレメンテを行います。
馬毛ブラシで軽くブラッシングします。
小さめのブラシであればネット通販で500円程度で購入できるのでオススメです↓
その後、モゥブレィのステインリムーバーで軽く汚れを落とします。
今回、クリームはガラスレザーにも使えるM.モゥブレィ コードバンクリームレノベイターを使いました。
最後にブラッシングをして磨いてプレメンテ終了です。
サイズ感/履き心地
私は普段革靴は25～25.5cmを選んでいるのですが、15DRBCは24.5cmがジャストでした。
リーガルは少し大きめとも言われているので購入する際は試着が必須だと思います。
マッケイ式にレザーソールと言うことで底の返りが良く、履き心地が良かったです。
足の形に合っていたのか靴ズレもなく快適です。
04NRの時も24.5cmだったので、私の場合リーガルでは24.5cmが丁度良いのかもしれません。
まとめ
唯一無二の存在感を醸し出すコブラヴァンプ。
今後履き込んでみての変化もブログ記事にしたいと思います。
