DIY企画!腕時計のブレスの研磨を自分でやってみた!ヘアライン、鏡面仕上げも!

腕時計

こんにちは、細腕トシです。
腕時計を長年使用しているとどうしても傷がついてしまいますよね。
今回は私が所有しているオメガのスピードマスターのブレスが傷だらけなので自分で研磨を行ってみました。
特に機械などは使用せずに手でひたすら研磨しました。
3時間ほどかかりましたがかなり綺麗になったと思います。それでは、研磨前の状態から見ていきましょう。

オメガ スピードマスターのレビューはこちら↓

※以下は素人による研磨ですので試される際は自己責任でお願いします。

研磨前の状態

全体的にかなり傷が入っています。
特に12時側のブレスとバックルがひどいですね。

ブレスを時計から外してみます。

やはりかなり傷が多いですね。
これがどの程度綺麗になるか楽しみです。

使用した道具

  • 耐水ペーパー#240、#320
  • スポンジ研磨剤#500-600、#800-1000、#1200-1500
  • サンドシートEX #400
  • ピカール
  • マスキングテープ

すべてホームセンターで購入しました。
金額は1500円程度です。
それでは、研磨作業を行っていきましょう!

研磨作業

下地作り①(耐水ペーパー)

一般的な耐水ペーパーを使用します。

まずは耐水ペーパーの#240で水をつけて全体的に研磨します。
耐水ペーパーは細かく切って使用すると作業がしやすいです。
かなり、傷が入り焦りますが続行します。

続いて同じ要領で耐水ペーパーの#320で研磨していきます。
気持ちヘアラインの方向を意識して研磨します。

この段階ではこんな感じです。
鏡面もなくなり傷だらけです。笑

下地作り②(スポンジ研磨剤)

スポンジ研磨剤の#500-600、#800-1000、#1200-1500の順で水をつけて研磨していきます。
この時はヘアラインの方向に沿って研磨していきます。
#500-600のみ3M製品でないのはたまたまホームセンターで品切れだったからです。笑

ひたすら研磨します。笑

#1200-1500まで終わった段階ではこのような感じです。
だいぶ傷が取れました。
ヘアラインに沿って研磨したためか自然とヘアライン仕上げっぽくなっています。

マスキング

マスキングテープでマスキングをしていきます。
オメガのこのブレスは、鏡面仕上げとヘアライン仕上げが混ざっているのでマスキングが不可欠です。

一般的なマスキングテープを使用しました。

最初はこのようにマスキングしたのですが、真ん中のテープがずれるので、最終的に一つのラインごとに鏡面、ヘアライン加工しました。

仕上げ

ヘアライン仕上げ

ヘアライン仕上げはサンドシートEX#400に水をつけて一方向に動かすことで行いました。
スコッチ・ブライトで行う方法が有名ですがホームセンターで見つからなかったので似たような製品を使っています。

鏡面仕上げ

鏡面仕上げの部分はピカールを使いました。
写真を撮り忘れたのですが、マスキングをして布に少量つけて優しく磨きます。

洗浄

コマの隙間に入った削りカスやピカールを落とすためにポリデントで洗浄して終了です。

完成

このようになりました。
どうですか?かなり綺麗になったんじゃないでしょうか?

一応ビフォーアフターで比べてみましょう。

before

after

とても同じ物とは思えませんね!
頑張った甲斐がありました!

まとめ

今回は機材を使用しなかったので3時間ほどかかりましたが、かなり満足のいく結果になりました。
材料費も1500円と安いのでかなりコスパは良いと思います。

以上、お読みいただきありがとうございました。

お読みいただきありがとうございます。

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